■[短報]再出発そしてイスタンブール着、つまりアジア横断完結!!
□2004.11.30
□イスタンブールにて送信

▼イスタンブールへ戻る

事情により8月末に帰国し、お休みしていた旅行をこのほど再開しましたのでお知らせします。
11月25日に日本を出発し、アエロフロートでイスタンブールに戻りました。乗り継ぎのモスクワでは零下10℃なのに徒歩でタラップから搭乗。ガチガチの氷の大地にこれからの旅の厳しさを予感させられます。
イスタンブールでも外は雪。気温は零度前後でも雪が積もり、解けては凍られるとたまっ た物ではありません。陰鬱な気分になりました。

▼イラク

アエロフロートの機内ではこれからイラクに行くという日本人に会いました。彼に対して はいろいろ思うところがあり、私の意見も率直に述べました。でも長くなるのでまた別の 機会に書きたいと思います。

▼トントン拍子で

空港で一夜を明かし、明るくなってから市内へ走りました。時差7時間の影響で異常に長い 一晩でした。ちゃんと空が明るくなってひと安心です。
市内では前回目を付けていた自転車屋街へ行き、タイヤを物色。なんとドイツ製らしきス パイクタイヤを買うことができました。これでアイスバーンの峠道でも「厳冬期シベリア 横断」でも理論的には走ることができます。
まあそれは「あなたの今乗っている自転車でも世界一周できますよ」というのに等しいか もしれませんけどね。
イスタンブール市内では一泊もせずそのままバスに乗って前回自転車での最終到達地、エ スキシェヘル(イスタンブールの南東約300km)まで戻りました。ここから旅を始めます。

▼走行開始

たったの三ヶ月前は35℃に迫る猛暑の大地でしたが、零下の凍てつく大地に変わっていま した。
「エスキシェヘルにはもう20cmは雪が積もっている」という情報には驚きましたが、幸い それはデマで、実際は路面もほとんど乾いていて、スパイクタイヤを使わずに走り始める ことができました。
でも久しぶりの氷点下で寒さはこたえます。たかがマイナス数℃ですから、以前走ったこ とのある正月の北海道より暖かいはずなのですが。
ともあれ高原から下るにつれ、雪は無くなり、暖かくなり、快適になりました。
特に今日はとても暖かく、10℃を越すくらいでした。
途中イズニックという古城市へ。穏やかな湖畔、城壁に囲まれたこじんまりとした町はと てもすてきでした。
そして4日間の走行後、本日11月30日、ついに名実ともにイスタンブールに到着しました。
アジア横断完了です。
札幌を2001年8月8日に出発して以来、三年以上が経ち、走行距離も40434.9kmを数えました 。これまで様々なことも起きましたが、とにかく無事、無事故でつけたことは本当に幸い でした。
今後も事故の無いよう細心の注意をしながら走っていきたいと思います。

▼今後のルート

イスタンブールで靴と帽子など装備を再度整え、ブルガリア、ルーマニア、ハンガリー、 オーストリア、ドイツと東欧を横断します。
なにもこんな時期にというご意見もありますが、今回の私の旅はあまり季節を意識せず、 ラインをつなげていくという旅になっています。いつの季節でも人はそこに暮らしている わけですからいつだってベストシーズンと言い聞かせています。

▼最終計画

一見まだまだ旅は続きそうですが、いくつかの理由により、来年の秋までにヨーロッパと 北米横断を終了し、旅を終える予定です。北半球一周と言ったところで世界一周という目 標には及ばない結果になりますが今回はその時点で終了します。
あと10000kmくらいは走れるでしょうか。のべとしては5万キロが目標になりそうです。
北中南米縦断はまた将来の夢としてとっておこうと考えています。どうかご理解ください 。
なお、最後は稚内より北海道を走り、札幌のTアパート前にゴールしたいと考えています。

最後はみなさんと一緒に走るのも悪くないなどと思い始めています。9月に時間を空けとい てください、、、

「ここから、ここを含む世界へ。」

旅はいつでも真っ最中です。
ではまた。

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